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野田村の山ブドウ
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    今年もあと一カ月半。早いですね〜。



    ご予約制のクリスマスディナーについて。

    結構前からあれこれ考えていましたが、今年は個人的に支援を続けさせてもらっている、岩手県の野田村(周辺)の食材を使ったコースにしようかと思います。 



    今日はその食材のひとつ、山ブドウについてご紹介です。


    山ブドウ、食べたことありますか?岩手県は山ブドウの生産量が日本一。特に、岩手県北の野田村周辺は一大生産地です。


    僕の両親の世代に山ブドウのことを聞くと、「ああ〜、あの酸っぱいやつね」みたいに言います。両親だけではなくて、「山ブドウは酸っぱい」というイメージの方、多いと思います。


    それが最近は品種改良が盛んで、酸っぱくない山ブドウの生産も盛んになってきているのだそうです。



    今年の夏、野田村を訪ねた際、生産者さんを紹介していただきました。ダイダラボッチがいそうな深い深い山をいくつか超えて訪ねた山ぶどう園で、いろいろとお話を聞く事ができました。もう日が暮れそうだったので写真は撮れなかったのですが。。。


    渡辺さんというその生産者さん、在来種の山ブドウ(=昔ながらの酸っぱいやつ)を後世に残すことにご尽力なさっている方でした。




    先日、収穫された山ブドウが届きました。在来種と品種改良、見ると違いが一目瞭然です。




    どん。こちらは品種改良された山ブドウ。実がみっちり、ほとんどブドウに近いルックスです。





    一方、在来種は・・・





    わかりますかね?スカスカなんです。実も不揃いで、しかも酸っぱい。鳥肌立つくらい酸っぱい。というか渋みがあります。育てるのも手間がかかるのだそうです。




    山ブドウの多くは加工品に回されます。ジュースやワイン、ジャムなど・・・大手の会社さんが買い取ってくれるらしいのですが、その買い取り額は在来種/品種改良の区別がなく、純粋な実の重さで決まってしまうそうなのです。


    そうなってくると、誰もスカスカの在来種を育てる生産者さんがいなくなってしまいます。実がみっしり詰まった品種改良の方が収穫高は大きい=お金になるわけですし・・



    今回お世話になる渡辺さんは、そういった状況を何とかしないと、ということで、頑張って在来種の山ブドウを作り続けていらっしゃる方です。在来種と品種改良、これは山ブドウに限らず色々な作物にも同様に言える複雑な問題で、勉強不足の僕は一概にどっちが良い、悪いとは言い切れないのですが、昔からのものをできるだけ変えずに、絶やさずに、次の世代につなげようとすることは、とても大事なことだと思います。

    渡辺さんを、僕は応援したいなと思っています。





    届いた山ブドウ、「葛巻系」と言われる在来種。そして「野村系」と言われる品種改良されたもの。各5キロずつ。違いが分かるようにそれぞれ同じ分量で砂糖に漬けて、シロップにしてます。在来種の方は、お酒にも。完成が待ち遠しいです。


    クリスマスのコースでは、これをデザートやメインのソースに、あれこれ使う予定です!!


    コースの詳細、他の食材のついても、追ってお知らせさせて頂きますね。
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